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共用部清掃の管理方法|頻度・チェックリスト・業者選びのポイント

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共用部の清掃は「見えない管理品質」

エントランスにチラシが散乱している。ゴミ置場に曜日違いのゴミが放置されている。廊下の蛍光灯が切れたまま——入居者がこうした状態を目にするたびに、管理会社への信頼は少しずつ下がります。

共用部の清掃は、入居者が管理会社の仕事を「目で見て判断する」数少ないポイントです。部屋の中は管理会社の手が及びませんが、共用部は管理会社の責任範囲です。

この記事では、共用部清掃の管理方法——清掃箇所、頻度、業者選びのポイントを整理します。

清掃箇所と頻度の目安

日常清掃(週1〜2回)

箇所作業内容
エントランス床の掃き掃除・拭き掃除、ポスト周りの整理
階段・廊下掃き掃除、手すりの拭き掃除
エレベーター内床・壁の拭き掃除、ボタン周りの清掃
ゴミ置場分別の確認、散乱したゴミの片付け、床の清掃
駐輪場放置自転車のチェック、ゴミ拾い

定期清掃(月1〜2回)

箇所作業内容
共用廊下の高圧洗浄汚れが蓄積した場合
排水溝の清掃落ち葉や土砂の除去
蜘蛛の巣の除去軒下、照明器具周り
植栽の手入れ雑草の除去、剪定
掲示板の整理古い掲示物の撤去

特別清掃(年1〜2回)

箇所作業内容
貯水槽の清掃法定点検(年1回)
排水管の高圧洗浄全戸一斉で実施
外壁・窓の清掃美観の維持
エアコン室外機周り落ち葉やゴミの除去

清掃チェックリスト

巡回時に使えるチェックリストです。清掃業者に渡す場合も、このリストで完了確認ができます。

エントランス

  • 床に汚れ・ゴミはないか
  • ポスト周りにチラシが散乱していないか
  • インターホンパネルは汚れていないか
  • 照明は切れていないか
  • 自動ドアは正常に動作するか

階段・廊下

  • 床に汚れ・ゴミはないか
  • 手すりに汚れはないか
  • 照明は切れていないか
  • 消火器は定位置にあるか
  • 私物が放置されていないか

ゴミ置場

  • 分別ルールが守られているか
  • ゴミがネットからはみ出していないか
  • 臭いは問題ないか
  • カラス被害はないか
  • 掲示物(分別ルール)は見やすいか

駐車場・駐輪場

  • 不法駐車・不法駐輪はないか
  • ライン表示は消えかけていないか
  • 放置自転車はないか

清掃業者の選び方

費用の相場

物件規模日常清掃の月額目安
1棟10戸以下¥10,000〜¥20,000/月
1棟20戸¥15,000〜¥30,000/月
1棟50戸¥30,000〜¥60,000/月

清掃頻度、物件の立地(都市部は高め)、清掃範囲によって変動します。

業者選びのチェックポイント

  • 対応エリア:物件の近くに拠点があるか
  • 清掃頻度の柔軟性:週1回、週2回、月2回など選べるか
  • 報告の有無:清掃完了後の報告(写真付き)があるか
  • 代替要員:担当者が休みの場合の対応体制
  • 損害保険:清掃中に設備を破損した場合の補償

自社スタッフ vs 外注

自社スタッフ外注
コスト人件費として固定変動費
品質管理直接指示できる報告で確認
柔軟性すぐ対応可能スケジュール調整が必要
リスク退職時に空白が生じる業者変更で対応可能

管理戸数が少ない場合は自社スタッフで対応し、規模が大きくなったら外注に切り替えるのが一般的です。

入居者への働きかけ

清掃の品質は、入居者の協力によっても左右されます。

  • ゴミ出しルールの掲示:分別方法と曜日を明記
  • 私物放置の注意:廊下やベランダへの私物放置は消防法上も問題
  • 退去時の共用部利用ルール:引っ越し時の養生、ゴミの処理
  • ペット飼育者への配慮:共用部での排泄物処理

ルール違反があった場合は、全体への掲示で注意喚起し、改善しない場合は個別に連絡します。

まとめ

共用部清掃は、日常清掃(週1〜2回)、定期清掃(月1〜2回)、特別清掃(年1〜2回)の3段階で管理します。

清掃の品質は入居者満足度と退去率に直結します。巡回時のチェックリストを整備し、清掃の完了確認を仕組み化してください。

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