管理形態・委託かんりこすう
管理戸数
管理会社が受託している賃貸物件の総戸数。管理会社の規模・実績を示す指標で、業界の競争・M&Aの指標としても使われる。
管理戸数の規模感
| 区分 | 管理戸数 |
|---|---|
| 個人・零細 | 〜100戸 |
| 小規模 | 100〜500戸 |
| 中堅 | 500〜2,000戸 |
| 大手 | 2,000〜10,000戸 |
| 業界トップ | 10万戸以上 |
全国賃貸住宅新聞の「管理戸数ランキング」では、上位20社で100万戸超を管理しています。
管理戸数が増えるとどうなるか
メリット:
- スケールメリット(業者発注の単価交渉力)
- データ蓄積(家賃相場・空室率の社内データ化)
- 客付け力の強化
- 業務の標準化・効率化
デメリット:
- 個別対応の質が落ちる
- スタッフ1人あたりの担当戸数が増える
- システム投資が必須に
- オーナー対応が画一化
戸数別のシステム化
| 戸数 | 推奨運営体制 |
|---|---|
| 〜50戸 | Excel・紙でも回る |
| 50〜200戸 | 賃貸管理ソフト導入を検討 |
| 200戸〜 | 賃貸管理ソフトほぼ必須 |
| 1,000戸〜 | フルカスタマイズシステムを検討 |
100戸を超えるあたりで、業務の属人化リスクが顕在化します。
大家・管理会社の実務ポイント
- 自社の管理戸数を毎月集計し、推移を追う
- スタッフ1人あたり担当戸数のKPI管理
- 新規受託・解約のフローを文書化
- 戸数増加に合わせたシステム投資の判断
- M&Aで他社を取り込む場合、戸数は重要指標
- 戸数だけでなく「収益性」「入居率」も並行管理