管理形態・委託えーでぃー
AD(広告料)
入居者を決めた客付け業者に貸主が支払う広告宣伝料。家賃の0.5〜2ヶ月分が一般的で、客付けスピードと相関する。
別名: 広告料
AD の相場
| エリア | AD相場 |
|---|---|
| 首都圏(人気エリア) | 0.5〜1ヶ月分 |
| 首都圏(一般エリア) | 1ヶ月分 |
| 首都圏(郊外・空室率高) | 1.5〜2ヶ月分 |
| 地方主要都市 | 1ヶ月分 |
| 地方郊外 | 1〜2ヶ月分 |
空室率が高いエリア・物件ほど、AD を上げる必要があります。
仲介手数料との違い
- 仲介手数料: 入居者が業者に支払う(家賃の0.5〜1ヶ月分)
- AD: 貸主が業者に支払う(家賃の0.5〜2ヶ月分)
両方併用が一般的で、業者の収益源です。
AD を上げる効果
業者の優先度が上がり、客付けスピードが速くなります。
例: 月家賃7万円の物件
- AD 0.5ヶ月: 35,000円
- AD 1ヶ月: 70,000円
- AD 2ヶ月: 140,000円
空室1ヶ月の損失(家賃7万円)と比較し、AD を上げて1ヶ月早く埋める方が経済的なケースがあります。
AD のデメリット
- 競合物件もADを上げると、効果が薄れる
- 業者依存度が高まる
- AD合戦になると地域全体の収益が落ちる
- 自社客付け・SNS発信などの内製能力が育たない
大家・管理会社の実務ポイント
- 退去予告受領後、エリア相場を確認してAD設定
- 空室1ヶ月で募集条件を見直し、ADを上げる判断
- ADを上げる前に、家賃減額・フリーレントも検討
- AD合戦に巻き込まれないよう、物件の差別化要素を磨く
- 業者へのAD支払いは入居決定時に確実に
- AD支払履歴は経費計上の根拠として保管