家賃・滞納ちんりょう
賃料
賃貸借契約に基づき借主が貸主に支払う対価。建物賃貸借では物件使用の対価である「家賃」を指す。
別名: 家賃
賃料と家賃
法律上は「賃料」が正式名称(民法第601条)で、建物賃貸借における賃料が「家賃」と慣習的に呼ばれます。意味はほぼ同じです。
賃料の決め方は当事者の自由ですが、市場相場・建物の状態・契約期間・敷金礼金の有無などから総合的に決まります。
賃料の構成要素
- 純賃料(物件使用の対価そのもの)
- 共益費・管理費(共用部分の維持費)
- 駐車場代(別契約のことが多い)
共益費・管理費は名目上分けますが、入居者から見ると毎月支払う金額に変わりはありません。
賃料の変動
賃料は契約期間中も増減請求できます(借地借家法第32条)。
- 周辺相場の変動
- 建物の老朽化
- 公租公課の変動
- 経済情勢の変化
合意できない場合、家事調停・訴訟に持ち込みます。
大家・管理会社の実務ポイント
- 契約時の賃料設定は周辺相場±5%以内に収める
- 賃料下落圧力が強いエリアでは、家賃を下げずフリーレント・キャンペーンで実質値下げする
- 共益費・管理費を分けると、賃料減額交渉時に下げ幅を最小化できる
- 賃料の現金集金は廃止し、口座振替を推奨
- 賃料データはエリア・築年数別に蓄積し、賃料改定の根拠資料にする