法令・制度ちんたいふどうさんけいえいかんりし
賃貸不動産経営管理士
賃貸住宅管理業務の専門資格。2021年に国家資格化された。賃貸住宅管理業法の業務管理者になれる要件の1つ。
別名: 賃管士
賃管士の役割
賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅の管理業務に関する専門知識を持つ国家資格者です。
- 賃貸借契約の管理
- 入居者対応・トラブル解決
- 設備・建物の維持管理
- オーナーへの収支報告
- 賃貸経営のコンサルティング
国家資格化の背景
2021年4月の賃貸住宅管理業法施行に伴い、業務管理者の要件として国家資格化されました。それまでは民間資格でしたが、サブリーストラブルや管理業務の質向上を目的に格上げされました。
業務管理者として
200戸以上を管理する登録賃貸管理業者は、事務所ごとに業務管理者を配置する義務があります。業務管理者になれる人:
- 賃貸不動産経営管理士の登録者
- 宅地建物取引士+指定講習修了者
取得方法
- 年1回(11月)の試験
- 合格率: 約30%(宅建士より易しい)
- 合格後、講習修了+登録申請
- 5年ごとの更新が必要
宅建士との関係
| 項目 | 宅建士 | 賃管士 |
|---|---|---|
| 業務領域 | 取引(売買・賃貸の媒介) | 管理運営 |
| 独占業務 | 重要事項説明等 | 業務管理者 |
| 試験難易度 | 高 | 中 |
賃貸管理会社では両資格を持つスタッフが理想的です。
大家・管理会社の実務ポイント
- 200戸以上を管理するなら有資格者の確保が必須
- 中小規模の管理会社でも取得を推奨
- 試験範囲は管理業務の実務知識
- 資格取得手当・受験費用補助で従業員に取得促進
- 業務管理者の名簿は監督官庁への登録事項
- 退職・転職での欠員発生時は即座に補充