契約・更新かぎこうかん
鍵交換
入退去時にシリンダーやカードキーを新品に交換すること。前入居者・複製鍵による不正侵入を防ぐためのセキュリティ施策。
別名: シリンダー交換
鍵交換の理由
- 前入居者の鍵が残っているリスク
- 複製鍵の存在
- 入居者の安全感確保
- 万一の侵入被害時の責任問題
退去時に「合鍵を全部返却した」と本人が言っても、複製の有無は確認できません。
鍵交換の費用
| 鍵種別 | 費用相場 |
|---|---|
| シンプルシリンダー | 1〜2万円 |
| ディンプルキー | 2〜3万円 |
| 電子錠 | 3〜10万円 |
| スマートロック | 5〜15万円 |
費用負担の慣行
| 地域・物件 | 負担者 |
|---|---|
| 首都圏一般 | 借主負担(新入居者) |
| 首都圏ハイグレード | 貸主負担 |
| 関西 | 貸主負担が多い |
| 法人契約 | 法人負担 |
国土交通省ガイドラインでは、鍵交換は貸主負担を原則とします。借主負担の特約は、契約書に金額を明記すれば有効と判断されやすいです。
スマートロック化
近年は物理鍵をスマートロックに置き換える物件が増えています。
メリット:
- 鍵交換不要(暗証番号変更)
- 内見の効率化(遠隔開錠)
- 入退室記録の自動化
- 鍵紛失リスクゼロ
デメリット:
- 初期費用
- バッテリー切れ対応
- システムトラブル時の対応
大家・管理会社の実務ポイント
- 入退去ごとに鍵交換を行う物件運営
- 鍵交換業者と提携し、即日対応できる体制
- 鍵管理台帳を物件単位で作成(マスター・スペアの所在)
- 借主負担にする場合は契約書に金額明記
- スマートロック化は中長期投資として検討
- 鍵紛失時の交換費用は借主負担を契約書に明記