契約・更新かさいほけん
火災保険(賃貸)
賃貸物件の火災・水漏れ・家財損害を補償する保険。入居者が加入する家財保険・借家人賠償責任保険と、貸主が加入する建物保険に分かれる。
別名: 賃貸用火災保険
入居者が加入する保険
賃貸借契約で入居者に加入義務を課す保険は、通常以下の3点セットです。
- 家財保険: 自分の家財を火災・水濡れ・盗難から守る
- 借家人賠償責任保険: 入居者の過失で物件を壊した場合の貸主への賠償
- 個人賠償責任保険: 階下への水漏れ等の対人賠償
保険料は2年で1〜2万円が一般的。入居時に管理会社経由で加入手続きをすることが多いです。
貸主が加入する保険
物件オーナー側は建物自体に火災保険をかけます。地震保険を付帯することで地震・噴火・津波による損害もカバーできます。
ローン融資を受けている場合、金融機関から火災保険加入が条件にされていることがほとんどです。
借家人賠償責任の範囲
入居者の過失で発生した損害(漏水・失火・不注意による破損)は、入居者が貸主へ賠償する責任を負います。借家人賠償責任保険でカバーされる範囲は契約により異なりますが、一般的には1,000万円〜2,000万円が上限です。
失火責任法により、軽過失の失火は近隣への損害賠償責任を負いません(ただし重過失は除く)。
大家・管理会社の実務ポイント
- 契約書に保険加入義務を明記する
- 更新時にも保険更新を確認する
- 管理会社経由で代理店として保険販売することもある(手数料収入)
- 入居者保険の更新漏れは多いので、管理ソフトでアラート管理する
- 建物保険は5年ごと等の長期契約で割安にする