家賃・滞納やちんほしょうがいしゃ
家賃保証会社
入居者の家賃滞納時に大家へ立替払いをする企業。連帯保証人の代わりとして使われ、近年は新規契約の8割以上で利用されている。
別名: 賃貸保証会社 / 保証会社
家賃保証会社の役割
家賃保証会社は、入居者が家賃を滞納した場合に、大家へ家賃を立替払いする企業です。連帯保証人を立てにくい単身世帯・高齢者・外国人の増加に伴い、利用率は急速に上昇しました。
国土交通省の「家賃債務保証業者登録制度」に登録された業者と、未登録の業者があります。登録業者は一定の要件を満たしており、安心感があります。
主な保証会社
- 全国賃貸保証業協会(LICC)加盟業者
- 賃貸保証機構(LGO)加盟業者
- 信販系(オリコ・アプラス・エポス等)
- 独立系(日本セーフティ・Casa・全保連等)
信販系はクレジット審査と同等の与信判断、独立系は柔軟な審査が特徴です。物件タイプや入居者層によって使い分けます。
料金と仕組み
- 初回保証料: 家賃の50〜100%(多くは1ヶ月分)
- 更新料: 年1万円程度、または家賃の10〜30%を1〜2年ごと
- 月額保証料型: 家賃の1〜2%を毎月徴収する商品もあり
費用は入居者負担が原則です。
大家・管理会社の実務ポイント
- 代位弁済後の入居者への求償は保証会社が行うので、大家は督促業務から解放される
- 滞納時の連絡フローを契約時に明確化する(家賃入金確認→何日で保証会社へ連絡か)
- 強制退去の場合、保証会社によって対応範囲が異なる(訴訟費用負担・残置物撤去等)
- 入居者にとって連帯保証人の確保より保証会社の方が容易なので、客付けにも有利
連帯保証人と保証会社を併用する物件もありますが、近年は「保証会社加入必須」を条件とするケースが主流です。