家賃・滞納とくそく
督促
家賃滞納者に対して支払いを求める一連の行為。電話・書面・訪問など段階的に行う。法的措置に進む場合の前提として、督促の記録を残しておくことが重要。
別名: 家賃督促
督促の段階的フロー
家賃滞納への対応は、感情的にならず段階を踏むのが鉄則です。
| 経過日数 | 対応 | 目的 |
|---|---|---|
| 1〜3日 | 入金確認の電話 | 「払い忘れ」を救う |
| 1週間 | 書面(普通郵便) | 記録を残す |
| 2週間 | 連帯保証人へ連絡 | 第三者への通知 |
| 1ヶ月 | 内容証明郵便 | 法的措置の前段階 |
| 2ヶ月 | 契約解除通知 | 訴訟準備 |
| 3ヶ月 | 明渡訴訟提起 | 法的解決 |
家賃保証会社を利用している場合、滞納○日で保証会社が立替払い→入居者への求償に切り替わるので、上記フローは保証会社が代行します。
督促時にやってはいけないこと
貸金業法の貸金業者ほどの厳格さはありませんが、以下は不法行為(人格権侵害)として損害賠償の対象になります。
- 早朝・深夜の訪問(21時〜8時)
- 勤務先への連絡(緊急時を除く)
- 第三者への滞納事実の告知
- 鍵交換・物品撤去(自力救済の禁止)
最後の「自力救済」は重大で、滞納者を強制的に追い出すために鍵を変える行為は違法です。明渡訴訟と強制執行という法的手続きを踏む必要があります。
記録の残し方
訴訟や保証会社への求償時に、督促の事実と内容を証明する必要があります。
- 電話: 日時・内容を記録(録音は事前告知があれば可)
- 訪問: 日時・話した内容を記録
- 書面: 控えを保管
- 内容証明郵便: 配達証明付きで送付
賃貸管理ソフトを使うと、対応履歴を自動で時系列管理できます。